断捨離でダウンジャケットを捨てようと思っているけれど、高級ダウンだから捨てるのはもったいないと感じている方も多いのではないでしょうか。
実は、ダウンジャケットの寿命は意外と長いため、捨てることなく活用できる方法はたくさんあるのです。
本記事では、ダウンジャケットを捨てる方法や長持ちさせるコツについて詳しく解説します。
基本的にダウンジャケットを”ごみ”としては捨てない
ダウンジャケットに使用されている素材は、ガチョウの羽毛から採れる「グースダウン」とアヒルの羽毛から採れる「ダッグダウン」の2種類ですが、どちらも貴重な天然素材ですので、基本的にはごみとして捨てずにリサイクルしていきます。
ダウンの採取は動物愛護の観点やSDGsの観点からも問題視されていますので、モンクレールやカナダグースなどの高級ダウンブランドはダウンの取り扱いにも透明性を持たせているのです。
ダウンジャケットの寿命は?
一般的にダウンジャケットの寿命は5年〜10年ほどと言われており、モンクレールやカナダグースといった高級ダウンの場合は10年以上着続けることができると言われています。
ダウンジャケットは湿気や水分に弱いという特徴があるため、衣替えのときに湿度の高い空間で保管しない、汚れが付いたらすぐにクリーニングに出すなどのお手入れを行うことで、10年以上使い続けることもできるでしょう。
ダウンジャケットを捨てる(手放す)方法
ダウンジャケットを捨てる(手放す)方法は以下の通りです。
- リサイクルとして回収してもらう
- 古着として売る
- 自治体にゴミとして処分する
それぞれの方法について、以下で詳しく解説します。
1.リサイクルとして回収してもらう
ダウンジャケットを再利用する動きは全世界で見られており、日本でも「UNIQLO(ユニクロ)」や「一般社団法人グリーンダウン プロジェクト」などが積極的にダウンの回収を行っています。
費用もかかりませんので、ごみとして捨てるのであればリサイクルに出すようにしましょう。
2.古着として売る
ダウンジャケットはファッションとして人気の高いアイテムですので、ある程度キレイな状態であれば古着として得ることができます。
メルカリやラクマなどのフリマアプリを使えば自分で売ることもできますし、セカンドストリートやハードオフなどのリサイクルショップで買取してもらうこともできますよ。
3.自治体にゴミとして処分する
先ほどもお伝えしたとおり、ダウンジャケットは基本的にごみとして処分することはありませんが、汚れがひどい場合などは一般ごみとして捨てることもあります。
ダウンジャケットのダウンの部分は「燃えるゴミ」となるため、金属部分や布の部分を切り離して処分するようにしましょう。
ダウンジャケットを長持ちさせるコツ
ダウンジャケットを長持ちさせるコツは、オフシーズンに湿度の低い場所で保管することです。
ダウンの最大の敵は湿度となりますので、湿度の低い場所で保管することが基本となります。
ダウンの保管に自信がない場合は、クリーニング業者の保管サービスを利用することで、適切な環境で保管してもらえるため、お気に入りのダウンジャケットを長く着続けることができますよ。
まとめ
本記事では、ダウンジャケットを捨てる方法や長持ちさせるコツについて詳しく解説しました。
ダウンジャケットは適切に管理することで10年以上着続けることができますので、まずは湿気の少ない場所で管理するということを押さえておくといいでしょう。