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ダウンジャケットの寿命は何年?メーカー別の耐用年数と長持ちさせる方法

ダウンジャケットの寿命は何年?メーカー別の耐用年数と長持ちさせる方法

冬の必需品として愛用されているダウンジャケットですが、「いつまで使えるのか」「買い替え時期はいつなのか」と疑問に思われている方も多いのではないでしょうか。


この記事では、ブランド別のダウンジャケットの寿命や、寿命のサイン、長持ちさせる保管方法について詳しく解説します。



ダウンジャケットの寿命

ダウンジャケットの寿命は、一般的には3〜10年ほどとされています。

ただし、使用頻度やメンテナンス方法、ブランドによって大きく異なるので、適切な手入れを行うことで、より長く愛用することが可能です。

 

【ブランド別】ダウンジャケットの寿命

各ブランドのダウンジャケットの寿命とダウンの特徴を紹介します。


①マッカージュのダウンジャケットの寿命|7年〜10年

カナダ発の高級アウターブランド「マッカージュ」は、高品質なグースダウンと丁寧な縫製により7〜10年の長期使用が可能です。
10万円以上と高価ですが、適切なメンテナンスで10年以上愛用でき、長期的に着続けることができます。


②モンクレールのダウンジャケットの寿命|8年〜12年

フランスの老舗ダウンブランド「モンクレール」は、最高級のグースダウンと優れた技術で8~12年の寿命を誇ります。
「マヤ」や「エルミンヌ」などの定番モデルは10年以上愛用するユーザーも多く、修理サービスも充実しています。


③パタゴニアのダウンジャケットの寿命|5年〜8年

アウトドアブランド「パタゴニア」のダウンジャケットは、アクティブ使用を想定し5~8年ほどの寿命です。
「ダウン・セーター」シリーズは軽量で機能性が高い反面、デリケートな素材のため環境により寿命が短くなる場合があります。


④モンベルのダウンジャケットの寿命|4年〜7年

日本のアウトドアブランド「モンベル」は、コストパフォーマンスに優れ4〜7年ほど使用でき、人気のある「スペリオダウン」シリーズは高品質なダウンを使用しており7年ほどの使用が可能です。
全体的にみると価格がリーズナブルで定期的な買い替えにも適しています。


⑤ノースフェイスのダウンジャケットの寿命|5年〜8年

世界的なアウトドアブランド「ノースフェイス」は5~8年ほどの寿命があり、特に人気の「ヌプシジャケット」は耐久性が高く8年ほど使用可能です。
幅広い価格帯を展開し、高価格帯モデルほど寿命が長い傾向があります。


⑥ユニクロ・GUのダウンジャケットの寿命|1年〜4年

ファストファッションブランドのユニクロは2~4年ほどの、姉妹ブランドのGUは1~3年ほどの寿命で、どちらも手頃な価格設定となります。
人気の「ウルトラライトダウン」は軽量性重視のため3年ほどで羽毛のかさ高が低下しますが、ダウンとしては十分なコストパフォーマンスを提供します。

 


ダウンジャケットの寿命の見分け方・前兆

ダウンジャケットの寿命の見分け方・前兆をそれぞれ紹介します。


①シルエットの崩れが目立つ

ダウンジャケットの寿命が近づくと、購入時のふっくらとしたシルエットが失われ、平坦になったり部分的にへこみが目立つようになります。

これは内部のダウンが偏ったり、羽毛の復元力が低下することが原因で、ダウンジャケットが寿命を迎えている可能性があります。


②自然に羽毛が出てくる

生地の劣化や縫い目のほつれにより、羽毛が自然に外に出てくるようになると寿命のサインです。

最初は数本ほどでも、時間が経つにつれて頻繁に出るようになり保温性が低下します。
特に袖口や裾、ポケット周りなど摩擦の多い部分から羽毛が出始めることが多いです。


③生地が劣化している

表地や裏地の劣化も寿命のサインです。

生地の色あせや変色、表面のテカリ毛玉の発生、生地の薄さや透け感の増加、小さな穴や破れの発生などの症状が現れます。

これらの症状が複数箇所に現れた場合は、ダウンの買い換えを検討するタイミングです。


④機能性が低くなった

ダウンジャケット本来の機能性が低下したときも寿命のサインです。

以前と同じ環境で寒さを感じる保温性の低下、雨や雪を弾かなくなる撥水性の劣化、開閉がスムーズでなくなるジッパーの不具合、蒸れやすくなる通気性の悪化などの症状が見られたら注意しましょう。


ダウンジャケットの寿命を伸ばす保管方法

ダウンジャケットの寿命を伸ばす保管方法をそれぞれの手順に分けて紹介します。


STEP①:クリーニング屋さんで汚れを落とす

シーズン終了後は必ずクリーニングに出しましょう。家庭での洗濯は羽毛の偏りや生地の傷みの原因となるため、プロのクリーニングがおすすめです。

年に1~2回ほど、ダウン専門店を選び、撥水加工のオプション利用や汚れがひどい場合は早めの対処が大切となります。


STEP②:しっかり乾燥させてハンガーにかける

クリーニング後や使用後は、完全に乾燥させることが重要です。

湿気が残ったまま保管するとカビやにおいの原因となりますので、風通しの良い場所で陰干しし、直射日光は避け、肩幅に合ったハンガーを使用して袖や裾の形を整えて干しましょう。


STEP③:定期的に風通しのいい場所で陰干しする

保管中も定期的に陰干しを行い、湿気を飛ばしましょう。
月に1回ほど、数時間陰干しするだけでも効果があります。

保管場所の湿度管理(50~60%が理想)、ダウン専用の防虫剤使用、圧縮袋は避けて、通気性の良い不織布カバーを使用することがポイントです。

 


クリーニング屋さんの保管サービスであれば、正しく保管してくれる

ダウン専門クリーニング店では保管サービスを提供していることも多く、プロの管理のもとで適切な環境で保管してもらえます。

温度・湿度管理された環境、防虫・防カビ対策の徹底、クローゼットスペースの有効活用、シーズン前メンテナンスが含まれることが多く、高価なダウンジャケットに特に有効です。

OMOIYARIでは最大10ヶ月間の無料保管を承っておりますので、大切なダウンを最適な環境で保管することができます。


ダウンジャケットの寿命に関するよくある質問

ダウンジャケットの寿命に関するよくある質問をQ&A形式で紹介します。


Q1.寿命がきたダウンの正しい処分方法は?

再利用できないほど状態が悪い場合は自治体のルールを確認し、可燃ごみまたは粗大ごみとして処分します。

再利用できそうな場合は、ブランド品は買取サービスや古着屋の利用、NPO団体への寄付も検討できます。


Q2.ダウンは圧縮して収納しても大丈夫ですか?

圧縮収納はダウンの復元力や保温性を低めてしまい、結果として寿命が短くなってしまうため避けましょう。

ダウンの管理方法としては、ハンガーに吊るすか通気性の良い不織布バッグでの保管が理想的ですが、収納スペースが限られる場合はクリーニング店の保管サービスの利用をおすすめします。

 

まとめ

本記事では、ブランド別ダウンジャケットの寿命や、寿命のサイン、長持ちさせる保管方法について紹介いたしました。

ダウンジャケットの寿命は、ブランドや価格帯によって1年から12年ほどの幅があります。
高級ブランドほど長く使用できる傾向がありますが、適切なメンテナンスが寿命を左右します。

シーズン終了後の手入れや保管方法を見直すことで、お気に入りのダウンジャケットをより長く着用することが可能になります。

 

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