冬の寒さから守ってくれるダウンジャケットですが、長く着ているとボリュームがなくなり、なんとなくペチャンコになってしまうことがあります。
実は、ご家庭にある「布団乾燥機」を上手に活用するだけで、クリーニングに出したかのようなふわふわ感を復活できる可能性があるのです。
この記事では、布団乾燥機を使ってダウンジャケットをふっくらさせる正しい手順と、生地を傷めないための重要な注意点を詳しく解説します。
布団乾燥機でダウンジャケットをふわふわにする方法
ここでは自宅で誰でも簡単にできる、布団乾燥機を使ったダウンジャケットの復活手順をステップ形式で解説します。
準備から仕上げまで丁寧に行うことで、失敗することなく新品のようなボリュームを取り戻すことができます。

STEP① ダウンジャケットの準備
まずは暖かい空気がダウン全体に行き渡るように、ジャケットのコンディションを整えることから始めます。
型崩れを防ぐためにフロントのファスナーやボタンはすべて閉じ、フードのファーなど熱に弱い付属品はかならず取り外しておいてください。
また、乾燥中に汚れが繊維の奥に入り込まないよう、表面についているホコリや花粉などを洋服ブラシで軽く払っておくことが大切です。
STEP② 布団乾燥機のセット
次にベッドや清潔な床の上にダウンジャケットを平らになるように広げ、乾燥機のセッティングを行います。
布団乾燥機のホースや専用マットをジャケットの内部に入れ、袖の先から裾まで温風がしっかり循環するように配置してください。
このときホースの吹き出し口が生地の一箇所だけに当たり続けると、熱による変色や変形の原因になるため注意が必要です。
STEP③ 低温で乾燥開始
準備ができたらスイッチを入れますが、かならず「低温モード」や、機種によっては「ダウン対応モード」を選択してください。
乾燥時間の目安は30分から40分程度に設定し、焦らずじっくりと時間をかけて内部の羽毛を温めていきます。
高温の熱風を当ててしまうと、ナイロン製の生地が傷んだり中の羽毛が劣化したりするため、標準の高温モードは避けるのが鉄則です。
STEP④ 中間チェックとほぐし
乾燥機をかけっぱなしにするのではなく、途中で一度運転を停止してジャケットを取り出し、状態を確認してください。
ジャケットを両手で軽くパンパンと叩き、湿気で固まってしまった羽毛をほぐすようにして空気を含ませます。
このひと手間を加えて羽毛の偏りを直すことで、仕上がりのボリューム感が劇的に変わり、よりふっくらとした状態になります。
STEP⑤ 仕上げと整形
設定した乾燥時間が終わったら、再度ジャケット全体を軽く振り、手で優しく叩いて中の羽毛を均一にならします。
もし触ってみてまだ湿り気を感じたり、ふくらみが足りない場合は、様子を見ながら追加で15分から20分ほど乾燥させてください。
最後に厚みのあるハンガーに掛けて形をきれいに整え、湿気がこもらないよう風通しの良い日陰で熱を冷ませば完了です。

ダウンジャケットに布団乾燥機を使用するときの注意点
ここでは、大切なダウンジャケットを傷めずに長く愛用するために、布団乾燥機を使用する際に絶対に守ってほしいポイントを紹介します。
熱によるトラブルやカビの発生を防ぐためにも、作業を始める前にかならずこれらの注意点を確認しておきましょう。
①高温設定は避ける
ダウンジャケットのお手入れで最も重要なのは、生地や羽毛にダメージを与える高温設定を絶対に使用しないことです。
羽毛はタンパク質でできている繊細な天然素材なので、高熱が加わると縮んでしまったり、独特の嫌な臭いが発生したりする原因になります。
アウターの表面素材も熱に弱い化学繊維であることが多いため、かならず低温モードを選んで優しく乾燥させてください。
②ファーや付属品は外す
フード周りについているリアルファーやフェイクファー、レザーのワッペン、金属製の装飾パーツなどは事前に取り外します。
特にファーやレザーは熱風にさらされると、毛が縮れたり革が硬化してひび割れたりして、元に戻らなくなる恐れがあります。
金属パーツも熱くなりすぎて周囲の生地を溶かすリスクがあるため、取り外せない場合はタオルで保護するなどの工夫が必要です。
③完全に乾燥させる
乾燥が終わったつもりでも、羽毛の奥底に湿気が残っていると、そこからカビが発生したり生乾きの臭いがついたりします。
表面が温かくても中が湿っていることがあるため、十分な時間をかけて乾燥させ、最後に手で触って確認することが大切です。
もし不安な場合は、乾燥機が終わったあとにしばらく風通しの良い部屋で陰干しをして、完全に湿気を飛ばしきってください。
④途中で軽く叩いて羽毛をほぐす
ただ温風を当てるだけでは、寝てしまった羽毛がそのままで乾燥してしまい、理想的なふわふわ感が出ないことがあります。
乾燥の途中で一度取り出し、手で優しく叩いて羽毛をほぐしてあげることで、羽毛の間に空気が入り込みやすくなります。
この空気の層こそがダウンの暖かさとボリュームの源なので、面倒くさがらずに途中で手を入れるのが成功のコツです。
⑤高級ダウンにはおすすめしない
ハイブランドの高級ダウンジャケットには、非常に繊細なシルク混の生地や特殊なコーティング加工が施されている場合が多くあります。
家庭用の布団乾燥機の熱や風圧によって、これらのデリケートな素材が劣化したり、風合いが変わったりするリスクが否定できません。
高価で大切な一着を台無しにしないためにも、高級ダウンのメンテナンスは信頼できるクリーニング専門店に依頼することをおすすめします。

布団乾燥機を使ったダウンのお手入れに関するよくある質問
ここでは、ダウンジャケットに布団乾燥機を使う際によく寄せられる疑問や不安について、Q&A形式で回答します。
①布団乾燥機の使用頻度は?
ダウンを着るたびに毎回布団乾燥機にかける必要はなく、ひと冬のシーズン中に数回程度のお手入れで十分です。
あまり頻繁に熱風を当てすぎると、羽毛に含まれる必要な油分まで飛んでしまい、逆に保温性が下がったり生地が傷んだりします。
雨や雪で少し濡れてしまったときや、明らかにボリュームが減ってペチャンコになったと感じたときだけ行うようにしましょう。
②布団乾燥機だけで汚れは落ちる?
布団乾燥機はあくまで湿気を飛ばして羽毛をふくらませるためのものであり、衣類の汚れを落とす洗浄効果はありません。
襟元や袖口についた皮脂汚れ、食べこぼしのシミなどはそのまま残ってしまうため、衛生面では注意が必要です。
汚れが気になる場合は、部分洗いをするか、一度クリーニングに出してきれいにしてから乾燥機で仕上げるのがおすすめです。
③他の衣類と一緒に洗濯乾燥機を使用してもいい?
ダウンジャケットを乾燥させるときは、他の洗濯物や布団と一緒にせず、かならずダウン単独で行うようにしてください。
洗濯乾燥機に他の衣類と詰め込んでしまうと、温風の通り道がふさがれてしまい、ジャケット全体に均一に熱が行き渡らなくなります。
ダウンのふくらみを最大限に引き出すためには、十分なスペースを確保し、スムーズに空気が循環する環境を作ることが大切です。
まとめ
布団乾燥機を活用すれば、クリーニングに出さなくても自宅で簡単にダウンジャケットのふわふわ感を復活させることができます。
ただし、高温によるダメージを防ぐためにかならず低温モードを使用し、途中で羽毛をほぐす手間を惜しまないことが成功の鍵です。
お気に入りのダウンを長く大切に着るために、ぜひこの方法を試して、暖かく快適な冬を過ごしてください。
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