冬の寒さから私たちを守ってくれるウールやカシミヤ、天然毛皮といった製品は、見た目も肌触りも大切にしたいもの。しかし、せっかくクリーニングに出したのに「風合いが変わってしまった」「縮んでしまった」といったトラブルが起きることも少なくありません。
私たちクリーニング会社は、お客様の大切な衣類を美しく保つために、日々「クリーニング事故の発生防止」に努めています 。
今回は、高級素材に特有のクリーニングトラブルの原因と、トラブルを未然に防ぐためのプロからのアドバイスをお届けします。
高級素材に多いクリーニングトラブルの具体例
ウール製品の「フェルト化」と縮み
ウールは、その表面が水分によって開く性質のある、うろこ状のスケールで覆われています 。このスケールが開いた状態で揉み作用などの物理的な力が加わると、スケール同士が絡み合って離れなくなり、「フェルト化」と呼ばれる現象が起こります。これがウール製品の縮みの原因です。一般的にドライクリーニングではフェルト化が起こりにくいと考えられていますが、実際にはドライ溶剤中や製品自体に含まれる水分が影響して、フェルト化が生じることがあります。
高級素材カシミヤに起こる「毛羽の消失」
カシミヤは、羊毛よりもスケールの数が少なく、突起が小さいため、手触りが滑らかで光沢に優れています。しかし、柔らかさや膨らみを持たせるために撚り(より)を甘くしている製品が多く、物理的な作用によって毛並みの乱れや毛羽が脱落してしまうことがあります。特に着用中に摩擦を受けやすいポケット付近や袖口、裾などでは、毛羽が消失して基布が露出するトラブルが起こることがあります。
デリケートな天然毛皮の「毛の消失」
天然毛皮は、時間の経過によって自然劣化するほか、着用時のスレやクリーニング、保管方法などの影響を受けて損傷することがあります。特に、袖口や脇下など、着用中に摩擦を受けやすい部分では、毛が擦れたり切れたりして抜け落ち、皮革部分が露出してしまうことがあります。これは、ドライクリーニングが不可の表示になっているにもかかわらず、短時間の処理を行った際に発生した事例も報告されています。
▼高級ダウンのクリーニングトラブルについてはこちら
・ブログ:ダウンのクリーニングでよくある失敗事例と対策方法を紹介!
・ブログ:高級ダウンの縮みってどんな状態?トラブル例やクリーニングで起こるのかを解説!
商品の状態を説明してくれる会社を選ぼう
このようなダウンを含む高級素材のクリーニングトラブルを未然に防ぐためには、クリーニング受付時に状態を丁寧に確認してくれる会社を選ぶことが大切です。商品状態の説明や、どんなクリーニングをするのかを説明してくれない会社は要注意。検品を怠ってしまうことで誤ったクリーニングをしてしまい、上記のようなトラブルを引き起こしてしまう可能性もあります。
OMOIYARIではダウンの入荷時に、ひとつひとつ、ダウンの状態を丁寧にカウンセリングして状態をお伝えするようにしています。もちろんOMOIYARIの職人たちは、カウンセリング結果(わたしたちは”カルテ”と呼んでいます。)を見ながら正しい手法でクリーニングを行っていきます。
安心して任せられる、OMOIIYARIの高級ダウンクリーニング
私たちOMOIIYARIは、お客様の大切なダウンを美しく保つために、専門知識と技術を活かした丁寧なサービスを提供しています。
シルクプロテインで洗浄中の繊維を保護メーカーと共同制作の 柔軟剤でふわふわに独自改良の乾燥機で乾燥中のダメージを保護していますので、大切なダウンを傷付けることなくクリーニングすることができます。
料金も明瞭で12,000円のワンプライスですので、難しいオプションをつける必要もなく、安心してご利用いただけます。
大切なダウンのお手入れは、ぜひ私たちOMOIYARIにお任せください。
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